萌え話妄想妄想妄想を主に扱ってます
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「恋姫」 門地かおり
 

※ネタバレありです( ^ω^ ;)もし見たくない方いましたら回れ右でお願いします※





恋姫 (ビーボーイコミックス)

著者:門地 かおり
販売元:リブレ出版
発売日:2009-02-10
おすすめ度:3.0
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<あらすじ>
人気歌舞伎役者の優紀は遊び仲間の秋川を密かに思っていた。
あるときひょんなことから体の関係を結んだふたりだったが
次第に優紀は秋川の気持ちまで欲しくなっていて・・・(他2編)


表題作の「恋姫」は書き下ろしや、同人誌に掲載された「小春日和」を読まないと相当、後味の悪いお話になりそう。
あらすじだけ読むと「どこの王道BLじゃい・・・」とツッコミをいれたくなりそうですが(笑)
読んでみたらそんなことを言えなくなりそうなこの頃(90年代中期くらい)の
門地さん特有の救われない感じの和ものでした。

告白の言葉のない国 (ビーボーイコミックス)
著者:門地 かおり
販売元:ビブロス
発売日:1997-06
おすすめ度:4.5
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に収録されている「秋霧」と似ているかな?

秋川は悲しい人なのかもしれないですね。
優紀の「一途」さと秋川の「一途」さは方向は違えど強さは同じで
ただ、秋川の恋愛は「恐れ」を常に秘めているから長くは続かない。
「小春日和」は本当に初冬に春みたいな日が差し込んでいくように
秋川の「恐れ」が溶けていったようで、よかった。

<運命の人>
先生はひたすらにずるい人間。
「水凪と寝たのは水凪が脅してきたから」
「今、家を出ることができないのは水凪が離さないから」
確実に水凪にほだされているのに、それを認める強さもないから
総てを水凪に押し付けることでいくらか自分を楽にしようとする。
その反面、真正面から愛されることに引け目を感じるところがある先生は水凪の「強引さ」にいくらか救われてもいる。
一見身勝手でちぐはぐな二人だけど
先生にとって「自分の行為の責任を押し付けられる=甘えることのできる人」
だから、それを許してくれる水凪は先生の「運命の人」なんだろう。
「運命の人」って優しい意味で使われることが多いけれど
こういう「運命の人」もいるんだな、と思った。


門地さんの漫画を読むと自分の中にある汚い部分を
露呈させられそうな気がして怖いところがある。
が、その感覚が楽しくもあったりして。


| BL漫画:門地かおり | 09:32 | comments(0) | trackbacks(0) |
「花のある生活」 門地かおり
 ※ネタバレありです( ^ω^ ;)もし見たくない方いましたら回れ右でお願いします※




花のある生活 (ビーボーイコミックス)

著者:門地 かおり
販売元:ビブロス
発売日:2001-10
おすすめ度:5.0
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<あらすじ>
格好良くってスキーもうまい、
倉橋くんは後輩の五百川くんを手篭めにしたいと邪な妄想ばかりの毎日。
五百川くんが超絶天然なおかげで進みそうで進まない二人の関係。
倉橋くんの妄想が実現する日は果たしてくるのか・・・?(表題作)



表題作の「花のある生活」はド直球のギャグBL。
門地さんのコメディはシリアスとの差が大きくって
その後のシリアスさに押しつぶされてへこんでるときに
もう一度読み直すと「おお、やっぱこうでなくちゃなあ」と
気持ちを浮上させてくれることがよくあります
この「花のある生活」もそういうお話。

しれっとひどいことも言うし、五百川以外の人なんて関係ないです、っていうスタンスをあくまでも貫く彼を盲目的に尊敬する五百川くん。
重なってるけど重なってない気持ちのズレが思わず癖になります(笑)
周りの人を振り回し(あくまで無自覚)しっかりとバカップルになっていく
二人が読み進めていくうちに可愛くなっていきます。
可愛い下品(笑)を楽しんでくださいというのが一番簡単な感想かな。


で、このあとに「褪せる」「密室」「ねじ」というお話が載っているんですが、
これが「花のある生活」との落差が大きい(笑)

「褪せる」「密室」
友達のお兄ちゃんを、犯す、という結構王道なノリのストーリーですが
視点が友達、と言うところがとても新鮮。
それまで友達だったやつが自分のお兄ちゃんを犯してる。
なんで、どうして、の繰り返し。徹底して暗いです。
「密室」はそれから何年後かのお話で視点はお兄ちゃんに。
自分を犯した弟の友達(和夫くん)に、今度は監禁されてしまいます。
このお兄ちゃんがしおらしかったり、「俺も、おまえのこと、ほんとは・・・」とか
言ったりすればまー普通のお話だったんだと思いますがこのお兄ちゃんは
本当に性格が悪い(笑) 
和夫に声を掛けたのも自分を良く見せる為で他になんの感情もなかったのに
そのときの優しさがずっと和夫には残っていて、というせつないもの。
でも、最後のコマでお兄ちゃんがした行動には自分の保身じゃない、
他の気持ちがこもっている気がして不思議な気持ちになりました。
「寄りかかっていい?」の和夫がかわいいです(それが言いたかった)


「ねじ」はさらなる性格悪いもの同士の応酬戦(笑)といったところ。
えろっちくいかにもやおいな展開かしら、と最初は思っていたんですが
ページが進むごとに「・・ん?なんか・・・・?・・・えー!」といった具合に
どんでん返しが。
「僕だけが彼をわかってあげられる。」
思い違いもいいところ、といったことをこのお話の攻めは吐き
「先生と付き合ってるなんてばれたら 恥かしくて死んじゃいたいよ」
と攻めの存在そのものの否定を受けはさらりと言ってのけます。
ナルシスティックな人間と他人の行為を気持ち悪いで片付ける人間。
それなのに攻めが受けを抱きしめるところで話は終わります。
自分の常識の「ねじ」をはずされて、自分のことを人とも思っていないこともわかっているのに なぜか離れられない。
「ねじ」がはずれているのは攻めだけじゃなくて受けもなのかもしれません。
「気持ち悪いよ」
何回も読んだ後、この言葉が受けにとっての「告白」と同意義なのかなと思いました。
それくらい読み手を惑わせるお話です。


いやー長くなりました。しかもオチ全部言っちゃってるし(笑
ほぼ自分の見解しか書いてないな(;^ω^)
しかしこのお話お勧めです!
新装版でたら他の方の感想も読めると思うので今から楽しみです♪

| BL漫画:門地かおり | 09:03 | comments(0) | trackbacks(0) |

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