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「恋のまんなか」 松本ミーコハウス
 ※ネタバレありです( ^ω^ ;)もし見たくない方いましたら回れ右でお願いします※






恋のまんなか (ミリオンコミックス 17 Hertz Series 52) (ミリオンコミックス 17 Hertz Series 52)恋のまんなか (ミリオンコミックス 17 Hertz Series 52) (ミリオンコミックス 17 Hertz Series 52)
著者:松本 ミーコハウス
販売元:大洋図書
発売日:2008-11-29
おすすめ度:4.5
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<あらすじ>
優等生の一之瀬司は同級生の松原千歳に想いを寄せていた。
ある日その想いを彼に見破られ、流されるように体を繋げるが・・。




これを書店で手にとる時
最初にイメージするのって「ほんわかあったかBL」だと思うんです。
なんというか最初から最後までイチャコラ系。
しかしそれは否!です。
もうドギツイ。かわいくドギツイ。

このお話は「与えたい人」と「与えられたい人」の恋の話。
言ってしまえば、依存から恋に変わった、と思う。
「与えたい人」とは司。
司は自分の愛情を誰かに向けたい、という願望があるように見える。
それはお母さんの「愛情」と呼ぶにはあまりに
利己的な「情」をぶつけられてきたから。
その「情」に対して自分の愛情を返すことは許されなかったんだと思う。
お母さん自身がそれを求めていないから。
自分の中にある、開放することのできなかった、
ありあまる愛情を受け止めてくれる人を無意識に探してたんだろうなあ。
「与えられたい人」っていうのは松原くんのこと。
ほとんど一人で育ってきた松原君に一直線に
「自分だけに」愛情を向けてくれたのは司が初めてだったんだろうな。
お互いがお互いを「与えられる人」「与えてくれる人」だと感じて
(たぶん無意識にだと思う)からはそれだけをむさぼるように体をつなげるようになる。
そこがとてもせつない。
ここまでだと依存するふたりの話なのだけど
司と松原くんがお互いに対して行動し始めるところから
ふたりの関係は「恋」に変わったのだと思う
司は与えた想いに対し、松原くんがどうおもっているかに貪欲になって
松原君は、与えられた想いに答えようとする。
そんな遅めの初恋をするふたりにニマニマしていたのもつかの間、
ああいう事件が起こって、ラストにつながるわけなんだけど、
最後ふたりはどうして、ひたすら笑ったのだろう。
たぶん、まだ子供である無力さとそれでも確かにあるお互いを好きっていう
感情のどうしようもなさ、無軌道さに笑うしかなかったのだと思う。

「恋のまんなか」にあるのは笑った後に訪れる「一生消えない孤独」だと思う。
でもそれは決して悲しいものではなくてふたりで居る理由になる。
ふたりで寄り添って生きて、笑うことで孤独は忘れられる。
病院でああいうふうに笑ったふたりの中にある孤独はとても眩しくみえた。

別名義でも活躍されていますので書店で見かけたら是非w


| BL漫画:松本ミーコハウス | 09:45 | comments(0) | trackbacks(0) |

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